対応エリア 山梨県
会議室の音響設計・コンサルタントは、ATS

  山梨県の会議室 音響コンサルタント

建築音響設計・電気音響設計の両面からサポート

山梨県の会議室・会議場の良い音響空間を創造する上で、室内の響き(残響設計)・室形状(音響障害防止)の設計、及び電気音響設備のスピーカー・マイクの配置計画、は重要な要素です。会議室では、室内が響きすぎて、講話が聞き取りずらくなることが多く、問題となる場合が多々あります。また、会議室の隣室、間仕切壁の防音・遮音性能も重要です。ATSでは、会議室の音響機器・映像設備のシステム設計、設置工事まで、建築音響・電気音響の両面からお客様のニーズに合った音響空間を創造いたします。また、ATSでは、音響測定・音響工事コンサルタントまで、設計事務所・工事会社をサポートいたします。神奈川県横浜市を拠点とし、北海道から沖縄まで、全国対応です。
会議室の音響設備・映像設備

●残響時間シミュレーションで、室内の音の響きを試聴

残響時間の計算で、数字を提示されても感覚がわからない!そこで、ATSでは、室形状・各部材の吸音率データから可聴化(音響)シミュレーションにより、その部屋の音を試聴し残響感を体感することが出来ます。
残響時間シミュレーション

 

会議室の音響設計・防音工事について

by k.kurokawa
会議室・社長室の場合は室内で出す音が隣接する部屋で、騒音にならないようにすること、盗聴されないこと、また、外部からの騒音対策や貸会議室のように、複数の会議室が隣接する場合、各会議室同士での防音工事が、必要不可欠となります。また、室内での会話が、違和感が無いような室内音響設計、及び拡声装置を使用する場合は特に響き過ぎて、明瞭度が悪くなったり、ハウリングの原因にならないよう注意が必要です。

防音設計の目標値

会議室・社長室の防音性能は、D値という遮音性能の等級で評価されます。D値と人の聞こえ方(感じ方)の対応はおおよそ下記表のような関係になっています。これより、隣室の使用条件によって必要な防音性能は変わりますが、Dr-50~Dr-60程度が目標値となります。また、TV会議室や音楽など多目的に使用される会議室の場合は、Dr-60~Dr-70程度となります。
表示尺度と住宅における生活実感との対応例
遮音等級 Dr-65 Dr-60 Dr-55 Dr-50 Dr-45 Dr-40 Dr-35 Dr-30 Dr-25 Dr-20 Dr-15 備考
ピアノ、ステレオ等の大きい音 通常では聞えない ほとんど聞えない かすかに聞える 小さく聞える かなり聞える 楽曲がはっきり分かる よく聞える 大変よく聞える うるさい かなりうるさい 大変うるさい 音源から1mで90dBA前後を想定
テレビ、ラジオ、会話等の一般の発生音 聞えない 聞えない 通常では聞えない ほとんど聞えない かすかに聞える 小さく聞える かなり聞える 話の内容がわかる はっきり内容がわかる よく聞こえる つつぬけ状態 音源から1mで75dBA前後を想定
生活実感、プライバシーの確保 ピアノやステレオを楽しめる
*機器類の防振は不可欠
カラオケパーティ等を行っても問題ない
*機器類の防振が必要
隣戸の気配を感じない 日常生活で気がねなく生活できる
隣戸をほとんど意識しない
隣戸住宅の有無がわかるがあまり気にならない 隣戸の生活がある程度わかる 隣戸の生活がかなりわかる 隣戸の生活行為がよくわかる 隣戸の生活行為が大変よくわかる 行動がすべてわかる 遮音されているという状態ではない      小さな物音までわかる 生活行為、気配での例
日本建築学会より

●遮音等級D値

図-1のようなJIS A 1419-1(2000)「建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法ー第一部:遮断性能」に示される空気遮断性能を評価するための基準曲線の周波数特性と等級を用いて評価します。各周波数における測定値をプロットし、結んだ曲線に対して、等級曲線を全て上回る一番高い等級曲線をその等級と読みます。(各周波数最大2dB許容)図-1で示した例では、Dr-40となります。また、ここで読んだ遮音性能Dr値を表-1、2のような評価表(日本建築学会推奨基準)を用いて評価しています。
 一般の建物を設計する場合、遮音性能は、表-1の値を目標におこなわれています。拡声器を使用したり、機密性のある会議室の場合は、防音工事が必要となるわけです。
会議室の防音工事 遮音等級D値
図-1 空気遮断性能(防音性能)
会議室の防音工事 D値

表-1一般建物の設計遮音量

●室内騒音

良い音環境を実現するには会議室内の静けさが必要となります。室内で生じる騒音源は、外部から侵入する騒音及び室内で生じる設備騒音です。室内騒音の設計目標は下記表に示すようにNC-25~30程度です。また、外部騒音については建設予定地の環境騒音を事前調査し十分検討した上での設計が必要となります。
会議室内騒音許容値

●防音・防振構造

単一部材の遮音性能は、入射音の周波数と材料の面密度の対数に比例します。(質量則)つまり、材料の重量が増えると遮音性能があがります。しかし、質量則では、重量を2倍(同一材なら厚みを2倍)にしても6dBしか遮音量は増加しません。
 この質量則以上の遮音量を得るには、部材間に空気層をとった二重壁を構成することにより可能となります。また、この部材間の振動伝達を抑えることによりさらに防音性能が向上します。したがって、
高度な防音性能が必要な場合は、防振設計が必要不可欠となります。また、音は空気を伝播してくるもの(空気伝播音)と壁・床・天井などの物体内を伝播するもの(固体伝播音)があります。固体伝播音は、その物体が振動することで音が伝播するので壁などを厚くするだけでなく防振構造(浮遮音層)が必要となります。特に機密性のある会議を行う会議室では、浮構造をとっていないと、固体伝搬音を、壁に盗聴器のピックアップをセットし盗聴される可能性もあります。
会議室の防音・防振構造
会議室の防音・防振構造 概念図

音響設計・音響コンサルタント Pick Up Projects Menu


1

ホール

音楽ホール・多目的ホール・イベントホール
劇場・学校の講堂など


2

シアター・映画館

シネマコンプレックス(シネコン)・試写室
視聴覚室・ダビングステージなど


3

会議室・会議場

会議場・オフィスの会議室
貸し会議室など


4

体育館

学校・公共施設の体育館


5

教会

教会・礼拝堂


6

スタジオ

音楽スタジオ・映像スタジオ・MAスタジオ
アフレコスタジオなど


7

音楽教室

ピアノなど楽器練習室
声楽教室・ボイストレーニングなど


8

ライブハウス

ライブハウス・ライブスペース


9

ダンススタジオ

ダンススタジオ・ダンス教室
リトミック教室など

会議室 音響設計・音響コンサルタント 山梨県対応エリア


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山梨県 甲府市 こうふし
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都留市 つるし
山梨市 やまなしし
大月市 おおつきし
韮崎市 にらさきし
南アルプス市 みなみあるぷすし
北杜市 ほくとし
甲斐市 かいし
笛吹市 ふえふきし
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南都留郡 道志村 どうしむら
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忍野村 おしのむら
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鳴沢村 なるさわむら
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北都留郡 小菅村 こすげむら